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　まるで昔の我が家のことを見ているようでビックリしました！心の葛藤と毎日の様にかかる多大なストレス…お気持ち本当にお察し致します。

 

　我が子も５歳半でピアノを始め、『私が直す、子供が怒る、それで私がブチ切れて怒鳴る、で、子供はヒステリックを起こして喚き散らして泣き叫ぶ』…これを延々と続けていて、近所には私の怒鳴り声がこだましておりました。あの日々は今思い返しても辛かったです。

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　誰が何と言おうとも家で練習をしなければ上達しないのがピアノ。小さいお子さん一人にピアノの練習を任せて、家族からのサポートが全くないご家庭も多い中で、お母様が一生懸命サポートをされていらっしゃるのですからきっとメキメキ上達されていらっしゃるのではないでしょうか？ピアノの先生から「親御さんが教えることが可能であれば、負担にならない程度に援護射撃をしていただければ…」と、言われることもありますが、親が子供に一生懸命教えようとすればするほど空回りしますよね！きっとそんな理由から「親はピアノの練習に口を出していけない」と言われるのだと思います。特にピアノは小さい頃から…　５分座っているのも大変な頃から…　始めなくては上達しないものですしお母様もストレスも半端ではないと想像いたします。

 

　ですが、５歳のお子さんであれば、ご本人が嫌であれば「ピアノ嫌い！」と言ってピアノに近づかなくなるのではないでしょうか？　親御様と言い争いになっても、それでも泣きながら悔しがって練習を続けていらっしゃるというのでしたら、ご質問者様が仰られる様にピアノが大好きなのだと思います。我が家はそんなバトルが子供が１１歳になるまで続きました。毎日毎日… 子供よりも、親の私が参ってしまって毎夜毎夜泣けました。それでも我が子から「ピアノやめたい」と言われるまでは…と思いながら一緒に練習を続けました。

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　我が子はそんなバトルの毎日にも関わらず紆余曲折ありながらもプロのピアニストになりましたが、気が付くと周りには私と同じ様な経験をした親御さん達が一杯いらっしゃいました。皆の意見は揃いも揃って「ピアノは親が口を出さないで上達するような甘いものではない」でした。その『口を出す』というのも、金銭的なサポートのみの場合もあるでしょうし、私の様に横にべったりとくっついて一音一音チェックする人もいるでしょうし、千差万別だとはおもいますが。今になって思うのは、子供の我慢よりも、親の我慢・サポートの方が続かず子供さんからピアノを取り上げてしまうケースが大変多いという事です。

 

​　お子様が「ピアノ大好き！」と仰っている間は、どうか一緒に頑張ってみて下さい。きっとそのうちお二人の中で「我が家の練習スタイル＆ルーティーン」が出来上がってくると思いますし、そうすれば今よりもグッと楽になります。

 

• 　朝夕夜などに分けて練習をしてみて、どの時間がお子さんが元気で機嫌よくピアノに向かえる時間なのかを考えてみたり（小学生になると宿題や塾があったりするため、ちょっと大変ですが、学校に行くまでの朝の時間帯に練習の大半を済ませてしまう方が良かったりします）

• 良く弾けたらシールなどをあげて、「シールがいくつ貯まったらご褒美！（小さなお菓子や文具など）」…とゲーム感覚で目標を明確にして頑張らせたり

• お友達や知り合いに来てもらってミニコンサートを開き、褒めちぎってもらったり（←最初の頃は根回し必要。笑）

• １週間に１回くらい演奏を録音して、数週間後にその録音を親子で聞きなおして「わぁ～上手になったね！」とご本人にもはっきり上達がしているのを理解してもらい、その上達は日頃の努力から来ていることを話し合ったり

 

　どんな練習がお二人に合うかというのは他人には的確には助言ができないと思いますし、そうやってお二人で作り上げた練習スタイルが間違いなく最善の練習法だと思います。上を見るときりがありませんので（１日１０時間練習するとか何とか…笑）お二人に最適なペースで色々試しながら続けてみて下さい。きっと数年後には二人の良い思い出になり、また笑い話になりますよ！

 

　今が一番大変な時だと思います。ですが振り返ってみると私たち親子にとってはとても貴重なひと時でした。現在、我が子は私よりも遥かに上手になってしまい、子供の伴奏をする際には私の方が「かつての生徒」から強烈なダメ出しをされているような状況です（💦）。ですが「親子で一緒にピアノを楽しめるなんて幸せだなぁ～」だと感じています。

 

どうか頑張ってこの大変な時期を乗り切ってみて下さい！

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乱文失礼をいたしました。